ギャンブル依存症概要

アルコール依存症、薬物依存症という言葉を耳にしたことはあると思いますが、ギャンブルにも依存性があります。

最初は自分のお小遣いの程度、遊び感覚で行われますが、徐々にその金額も大きくなり、症状が悪化するとギャンブルをするために借金をしたり、窃盗をすることもあります。

依存症とは、一般的にその依存物質、行為の量をコントロールをすることができない病気であると考えられています。

私の知人のエピソードを例に挙げてみます。

Aさん:パチンコでいくら勝ったと毎日自慢をし、仕事が終わるとすぐにパチンコ屋へ入って行きます。Aさんは仕事を頻繁に休みますが、知人から聞いた話によると、仕事を休んでパチンコ屋に入り浸っているとのことでした。しばらくするとAさんはパチンコの自慢話をしなくなりました。顔色も悪く、頬をこけて見えるようになり、その頃から友人にお金を貸してほしいと頼むようになったのです。それでもAさんがパチンコ屋へ通う毎日は変わりませんでした。

Bさん:友人との付き合いでパチンコ屋へ行く程度。友人と過ごす時間を大切にして、予定が入っている限りはパチンコ屋へ行くこともありません。しかし、一度パチンコを打ち始めると熱くなり、予定していたよりも多くの金額を賭けてしまいました。Bさんの場合はAさんと違い、毎日行くことはなく、大きな負けの後はしばらく行きませんでしたが、人に誘われれば再び行くような状態でした。

一見すると、仕事を休み、体調を崩してでも毎日パチンコ屋へ行くAさんは依存症で、Bさんは依存症でないように感じますが、どちらも依存症と判断できます。

先ほどもお伝えしましたが、依存症とは依存物質の行為の量をコントロールできない病気です。Bさんもパチンコを始めたら熱くなり止められなくなっているため、依存症と判断できます。

 最後に、何度も言いますが、依存症とは病気です。本人の意志でどうにかできるものでなく、また、依存症によってもたらされる問題も本人の悪意によるものではありません。

 様々なサイトでも取り上げられているように、この病気に完治はありません。

しかし、 

 進行を止める(ギャンブルを止め続ける。)ことはできます。

 今もギャンブルに苦しんでいる方、そして、その方を支えるご家族の方、どうか諦めないでください。

 ギャンブルを止め続けることはできます。

※誰しも何かに依存して生きています。それはギャンブル、アルコールの他に、ダイエット、対人、挙げればキリがないです。私たちの依存対象が、たまたまギャンブルだっただけなんです。

なので、自分がギャンブル依存症であるとわかっても、また、家族がギャンブル依存症であると分かっても、絶望しないでください。