【体験談】ギャンブル(パチンコ)依存症による苦悩【GA(ギャンブラーズアノニマス)に通う日々】

こんにちはギャンブル(パチンコ)依存症のシュウです。

今回は私がGA(ギャンブラーズアノニマス)に参加してから経験した出来事についてお話させていただきます。

 

【↓前回のお話はこちらをどうぞ↓】

【体験談】ギャンブル(パチンコ)依存症による苦悩【治療施設を退所】

 GA(ギャンブラーズアノニマス)への参加

私は施設を退所してから感じた寂しさを取り除くためにGA(ギャンブラーズアノニマス)への参加を決意しました。

施設へ入っていた頃は、自分同様ギャンブル依存症に苦しむ仲間に囲まれていたため、特に意識はしていませんでした。

しかし、いざ施設を退所し、私1人で生活をし始めてみると、少しずつ寂しさに襲われるようになったのです。

この寂しさは人と会っただけで解消されるものでないということを学びました。

そして、これは共感できる仲間と会うことでどうにかなるものだと感じたのです。

私は約9年前に一時的に通ったことのあるGA会場に足を運びました。

当時は両親の送り迎いにより通っていたのですが、自分の治療の意志が伴っていませんでした。

ちょうど両親に金銭管理をしてもらっていた頃で、自分が病気であるという認識はほとんどありませんでした。

それは、ミーティングに参加する態度に現れており、真剣に治療に取り組もうとする人を不快にさせていたかもしれません。

私が初めてGA(ギャンブラーズアノニマス)の会場を訪れたときの出来事です。

その日は私以外にも初めて参加する人が何名かいました。

そして、そのうちの一人が、

「私は結婚しており、子供が2人います。家族に内緒で競馬をしており、やめることができません。今では借金が50万円となってしまいました。」

と言って号泣し始めました。

私はこの様子に唖然としました。

「借金が50万円?そんな号泣することじゃないでしょ。」

心の中で嘲笑い、現実にも鼻で笑ってしまいました。

私の場違いな行動に気づき、何名かは私を見ていましたが、

何見てるんだ気持ち悪い。

と睨み返しました。

「自分の借金額なんて全く大したことないし、自分はやっぱりギャンブル(パチンコ)依存症ではないんだな。」

自分より酷い状況の人がいると分かるや否や、自分を肯定してしまっていました。

私は当時の自分の行動を悔い改めながら、GA(ギャンブラーズアノニマス)に参加しました。

「あれから自分にどのような変化があったのか?」

GA(ギャンブラーズアノニマス)のミーティングが始まります。

 ギャンブル(パチンコ)依存症の治療施設での生活によりもたらされた成長の変化

私のGA(ギャンブラーズアノニマス)への参加は約9年ぶりでしたが、会場は全く変わっていませんでした。

当時の記憶が蘇ってきます。

「あのときはとても失礼なことをしてしまった。」

私は周りを見渡しました。

すると見たことのある人が何人かいます。

「この人たちは私がギャンブル(パチンコ)をしまくっていたときも欠かさずGA(ギャンブラーズアノニマス)に通って治療していたんだなぁ。」

とても驚きました。

何をやってもせいぜい3カ月の私にとって、9年間も同じことをし続けるなど、成し遂げることができないと感じていました。

GA(ギャンブラーズアノニマス)のミーティングが始まりました。

参加者が一人一人自分の境遇を話していく中で、再び当時の自分を思い出していました。

自分がギャンブル(パチンコ)依存症であることを全く認めていなかったことを。

そして、参加者のことを心の中で馬鹿にしていたことを。

しかし、その日は違いました。

9年前は参加者の言っていることが全く分かりませんでしたが、その日は言葉がスッと頭に入ってきたのです。

「どれだけギャンブル(パチンコ)をやめようと思ってもやめることができない。」

「ギャンブル(パチンコ)をするためなら、どんな嘘でもついてきた。」

「借金で首が回らなくなり、家族から信頼されなくなった。」

どのエピソードも共感できました。

「辛かった。」

「寂しかった。」

この言葉を聞いていると涙が出そうになりました。

そして私の番がやってきました。

私は話せる限り全てを告白しました。

9年前に初めて参加したこと、参加者を嘲笑っていたこと、自分がギャンブル(パチンコ)依存症でないと思っていたことを打ち明けました。

参加者は全員私の話を頷きながら黙って聞いてくれました。

そして、話が終わると全員が拍手を送ってくれました。

その時に私が施設を出てから感じていた寂しさが消えたような気がしました。

とても温かな穏やかな気持ちになりました。

GAが終わると、参加者数名に誘われカフェに入りました。

聞きたいことが山ほどあった私にはとても有難い提案でした。

「だいじょうぶ。借金は絶対返せるよ。」

「GA(ギャンブラーズアノニマス)に参加し続ければギャンブル(パチンコ)をやめ続けることはできる。」

仲間からもらったこの言葉は私に希望を与えてくれました。

施設を出てからは孤独を感じ、何だかんだ先行きの不安がありました。

施設を出るときは自信たっぷりに止めていけると思っていましたが、その自信が徐々に失われていたのです。

しかし、私は仲間のおかげで自身を取り戻しました。

「GA(ギャンブラーズアノニマス)に通い続けてギャンブル(パチンコ)依存症の治療を続けよう。そして、頑張って借金を完済しよう。」

私が大きくやるべきことが決まりました。

 ギャンブル(パチンコ)をやめ続けていくための師匠探し

私は職場への復帰を果たしました。

仕事に追われる日々に逆戻りでしたが、GAへの参加は怠りませんでした。

私には悩みがありました。

「GA(ギャンブラーズアノニマス)に参加し続けることは苦ではないが、ギャンブル(パチンコ)依存症の治療をしていく方法がわからない。」

GA(ギャンブラーズアノニマス)の会場にいた仲間に相談すると、

スポンサーという言わば師匠を見つけ、その人から治療方法を教えてもらえばよい。

と言われました。

スポンサーは誰でもなれるものでなく、治療の実績がある人との説明を受けます。

こうして私の師匠探しが始まりました。

「ギャンブル(パチンコ)をやめている期間が長ければいいのか?」

片っ端から尋ねていきますが、中々見つかりません。

単純に止めている期間が長いという訳でなく、正しい治療法をしていないとなれないみたいです。

私がGAに通い出してから約3カ月が経過していました。

「そういえばこの人には未だ聞いてなかったな。」

9年ぶりに参加した時、笑顔で私に声を掛けてくれた人です。

カフェに行った時に希望を与えてくれた人でした。

師匠になってほしいとお願いすると、

「いいよぉ~!」

と軽く了承をもらいました。

「こんな身近にお願いできる人がいるとは、、、」

晴れて私の師匠になってくれる人が見つかったのです。

 ギャンブル(パチンコ)をやめ続けている師匠の偉大さ

師匠はGA(ギャンブラーズアノニマス)の後に治療方法を伝授してくれました。

困難な課題もあり、熱心に取り組むあまり不眠になってしまうこともありましたが、

無理したらだめ!気楽に治療していかないと。

私のことを励ましてくれました。

いつ電話しても、いつメールをしてもすぐに対応してくれる師匠の存在はとても偉大なものでした。

師匠は家庭を持っているサラリーマンで、私よりも多忙なスケジュールに追われていたのですが、自分の身を削って私の応対をしてくれていました。

「人を支えることが自分の治療にもつながるから。遠慮しないで困ったらいつでも相談してね。」

結局今でも遠慮はしっぱなしですが、この言葉に救われた私はなるべく相談させてもらいました。

師匠と出会ってから約1年が経つ頃には私は一通りの治療プログラムを終えていました。

治療を開始してからの自分の変化といえば、穏やかになったことくらいでした。

何でもかんでも人のせいにして怒り狂っていた過去に比べたら大きな進歩ですが。

「これで全てを伝え終わりました。次は君が誰かの師匠になる番だ。」

最後に私に与えられた課題でした。

しかし、あれから約1年半が経ちましたが、未だに弟子は見つかっていません、、、

 

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【体験談】ギャンブル(パチンコ)依存症による苦悩【GA(ギャンブラーズアノニマス)と仕事の両立】